「騙されやすい人」について考えてみましょう。
皆さんは、自分を騙されやすいと感じたことはありますか?
騙されやすい人には特定の特徴があり、その特徴を知ることで自らを守ることができるのです。
この記事では、「騙されやすい人」の特徴やその背景に迫ります。
さらに、二度と騙されないための対策や対処法もご紹介します。
自分を客観的に見つめ直す良い機会となるかもしれません。
では、騙されやすい人の特徴を見ていきましょう。
騙されやすい人の特徴10個
ここから、騙されやすい人の特徴を10個あげていきます。
10個の特徴の中に、自分に当てはまる項目があったら、よく覚えておいてください。
当てはまったからダメではなく、悲観的になる必要はありません。
冒頭でも書きましたが、特徴を知ることで自らを守る事ができるのですから。
情報弱者・社会経験が少ない人
情報弱者や社会経験が少ない人は、他人の言葉や情報に対して疑問を持ちにくく、騙されやすい傾向があります。
情報や社会経験が少ないと、世間一般的な事と自分の持っている情報が合っているのか比べる事ができません。
比べられない、知らないから騙されても気づきにくいのです。
周囲とのコミュニケーションや経験を通じて、自己意識や判断力を養うことが重要です。
だいたいが、家族や友人に「騙されているよ」と言われて気づくパターンです。
「期間限定」など今だけとか割引に弱い人
「今だけ」「限定特典」などの言葉に弱い人は、一時的な興奮や欲求に流され、冷静な判断ができなくなることがあります。
誘惑に負けないためには、冷静な視点で情報を見極めることが大切です。
また、新しい物好きな人も注意が必要です。
パッケージが変わっただけなのに、商品の中身も変わったと思い込み錯覚する人は新しい物好きな人です。
期間限定というだけで、必要のないものでも希少性を感じてしまうことが多いはず。
買ってから数日後、さらに安くなっているといった経験はよくあることです。
同じように目先のことしか考えない人も注意が必要です。
得ができない=損をする
「今買わなければ損をする」思考の人は詐欺師に乗せられてしまい騙されやすいので注意が必要です。
占いやスピリチュアルが好きな人
占いやスピリチュアルに傾倒している人は、現実逃避や未来への不安から、騙されやすい傾向があります。
現実の問題に向き合い、自己成長や解決策を見つけることが大切です。
詐欺に遭わないようにするには知識も必要です。
占い詐欺について知りたい人は以下の記事をご覧ください。詳しくまとめています。
占い詐欺に注意!詐欺の【特徴7選】と【手口6選+事例2選】を紹介
人懐っこい人
人懐っこい性格の人は他者との関係性を大切にし、信頼関係を築きやすい一方で、相手の言葉を疑わずに受け入れる傾向があります。
相手の本心や狙いを見極める力を養うことが重要です。
人懐っこい性格の人は、騙されやすい人の1番多い性格とも言われています。
1人では不安、嫌われたくないなどは自分一人では不安なところからくるのです。
そして
- 「安心したい」
- 「嫌われたくない」
- 「誰かに守られたい」
ここに詐欺師がつけ込んできます。
優しい言葉をかけられるとイチコロです。
寂しがりやな人
孤独や寂しさを感じやすい人は、他者とのつながりを求めやすく、つい相手の言葉を信じてしまうことがあります。
自己肯定感を高め、心の強さを養うことが必要です。
人懐っこい人と同じように一人では不安なため、相手と同じ行動をとろうとします。
- 「誰かと繋がっていないと不安」
- 「嫌われたくない」
相手と同じ行動をとることで安心しようとするのは、同調行動とも言います。
- 相手の言うことを鵜呑みにする
- 嫌われたくない
- 強く出てこられると断れない
不安な気持ちの部分を利用されてしまいます。
決断力のない人
決断力が低い人は、自己主張や自己判断が苦手で、他者の意見に流される傾向があります。
自己の意志をしっかり持ち、自分の価値観や信念を大切にすることが大切です。
自分で何事も決められない人、家族や友人など周囲の人に判断を求める人は注意しましょう。
※時と場合によります、判断を求めること自体すべてが悪いということではありません
決断ができないところを詐欺師に利用されてしまいます。
普段から1人で判断できないと、いざという時に適切な判断ができなくなってしまう可能性が高くなります。
適切な判断ができない部分を見透かされ、詐欺師に誘導されるまま商品を購入といった具合に騙されるのです。
マニュアル通りにしか行動できない人
マニュアルや指示通りに行動することに慣れている人は、自己判断や状況判断が苦手です。
他者の操作により影響を受けやすい傾向があります。
自己の考えや判断基準を見つめ直すことが必要でしょう。
何か突発な事態が発生した時に、以下の項目に当てはまる人は注意してください。
- 「焦りやすい」
- 「冷静に行動できない」
- 「臨機応変な行動ができない人」
またマニュアル通りにしか判断できなければ、いつもと違った事態に焦りが出てしまい判断ができないとなります。
- 「焦って冷静に行動ができない」
- 「判断力に欠けてしまう」
といった部分を詐欺師は付いてきます。
自分で考えて判断しない人
自己判断や思考を怠り、他者の意見や助言に依存してしまう人は、自己の意思決定力や自己確信を弱めることにつながります。
自分の考えを明確にし、独自の判断基準を持つことが重要です。
自分で考えて判断できない人は、相手の言うことを鵜呑みにしてしまう傾向があります。
調べることが苦手、面倒くさいと思うことが多い人は注意が必要です。
- 「誰かが言っていた」
- 「昔から~」
上記のような言葉を信用してしまい、騙されてしまいます。
キツイ言い方をすれば【自分で考えない、調べないは情報弱者】とも言えます。
決断力がない、マニュアル通りにしか行動ができない人もこれに当たります。
気弱な人 お人好しな性格
気弱でお人好しの性格の人は、他者の要望や期待に応えようとし過ぎて、簡単に騙されてしまうことがあります。
自己の意志をしっかり持ち、自己肯定感を高めることが鍵となります。
特に気弱な人は強気で押し切られると、断ることができません。
商品を買わされたり、言うがままになったりと詐欺師にとっては都合のいい人材です。
自分より他人が優先な人も注意が必要です。
誰でも彼でも信用するのも怖いことだと覚えておいてください。
もっとお人好しについて詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください、詳しくまとめています。
自分は騙されないと信じている人
意外かもしれませんが「自信のある人」も注意が必要です。
自分は他人に騙されないと過信している人は、逆に自己防衛の意識が低く、油断や偏見から騙されやすい傾向があります。
客観的な視点や冷静な判断力を養うことが大切です。
- 「自分に自信がある人」
- 「騙されることはないと信じている人」
自分に自信があるため、【信用できる】と信じれば自分の判断で突っ走る傾向が考えられます。
- 「他人に相談をしない」
- 「意見を聞かない」
騙されていたとしたら、気が付いた時はすでに遅し。
どうにもならない状態だったというのは言うまでもありません。
まとめ
ほとんどの人が10個のうちの何かしらの項目に当てはまったのではないでしょうか。
結論から言うとほとんどの人が「騙されやすい人」なのです。
自分はどの項目に当てはまるのかを認識し、騙されないための自己防衛策をとってください。
少しでも意識して行動すれば、被害に遭いにくくなるはずです。
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