ネット詐欺

フィッシング詐欺 手口から事例・対策まで徹底解説 騙されない取説

フィッシング詐欺はニュースなどで多く報道されているにも関わらず、騙される人が多い詐欺の1つです。

ではニュース報道も多く、フィッシング詐欺自体珍しいものではないのに、騙されてしまうのは何故?

答えを言ってしまうと、手口を知らないことが騙される要因の一つです。

数年前では怪しいと感じていたことも、近年は巧妙化した手口によって詐欺に遭っていることに気づきにくくなっています。

この記事では以下の内容について書いています。

手口を知らないがために気が付けば被害にあっていたとならないように、情報収集して備えることが大事なのです。

さて私はというと

ブログを始めて5か月(2022/08/01現在)のアラフィフブロガーです。

色々な詐欺情報を発信、自分の体験も含めてブログに訪れる読者に共有します。

詐欺被害に遭う人を少しでもなくしたい

発信している内容は、私に届いたメールやSMS、実体験をもとにしています。

フィッシング詐欺とは

正規画面はどっち?悩む女性
                     

実在する有名企業などを騙りメールやSMS(ショートメッセージ)を送ってきます。

次に正規サイトにそっくりな偽サイトへ誘導し、IDやパスワードを入力させ情報を抜き取ってしまうのです。

ポイント

フィッシングは(phishing)と表記

  • 釣り(fishing)
  • 洗練(sophisticated)

上記の言葉を掛け合わして生まれた造語だと言われています。

偽サイトは正規サイトと変わらないほど巧妙で、正規サイトと思いIDやパスワードを入力してしまう人が後を絶ちません。

フィッシング詐欺 手口

メールやSMSに記載あるURL、広告をクリックした先が本物そっくりの偽サイトへ誘導。

あなたの個人情報を入力させて、IDやパスワードを盗んでいく危険な詐欺です。

以下に注意してほしい件名の入ったメールやSMSを紹介します。

手口の例

以下の件名が入ったメールやSMSが届きます。

以下の件名に注意

  • 「荷物を持ち帰りましたのでこちらにご連絡ください」
  • 「利用料金が未払いのためアカウントが停止になります」
  • 「異常を検知しましたので、下記サイトにて確認をお願いします」
  • 「未払い税金のお知らせ」
  • 【重要なお知らせ】カード情報更新のお知らせ
  • 【重要】確認情報を取得できませんでした・・・・・・

有名な企業を騙ったメールやSMSが届きメッセージ上のURLをクリックするように誘導してきます。

  • Amazonや佐川急便、ヤマト運輸、楽天など

URLをクリックした先のサイトは本物そっくりの偽サイトが開きます。

偽サイト内でIDやパスワードを入力するとその時点で情報が抜かれて、悪用されてしまうのです。

私の所にも、Amazon、佐川、ヤマト運輸からSMSが届きました!もちろん偽物です。

追記 2021/9/19
ETC利用照会サービスを騙るフィッシング詐欺メールが届きました。明らかに偽メールとわかるものでした。
内容は「ETCサービスが無効になりました。」サービスを利用するには下記リンクを・・・といった内容です。
十分に注意してください、間違ってもリンクをクリックしないように!

もっとETC利用照会サービスを騙る詐欺メールについて知りたい人は以下の記事をご覧ください

合わせて読みたい

フィッシング詐欺 事例

不正ログインや不正アクセス、詐欺サイトに誘導など色々な手口で情報を盗み取ろうとしてきます。

身に覚えのない請求や更新の案内には要注意!迂闊にURLをクリックなどしないようにしましょう。

事例を紹介するので、ここを読んでいるアナタは引っかからないようにお願いします。

銀行口座が盗まれた場合

預金が引き出されてしまいます。

もしくは、高額商品請求の引き落としに使われるなど散々な目に遭います。

犯罪に利用される可能性も捨てきれません。

クレジットカードの場合

銀行口座、カード情報は盗まれた時点で多額の現金を引き出されます。

  • カードで高額な商品を無断で購入
  • 購入した商品は換金されるなどがある
  • 別サイトでの不正利用されてしまう
  • IDやパスワードを売られてしまい、別の犯罪者に不正利用されてしまう

気が付くのは引き出された後なので、被害に遭ってからとなるのが怖い所ですね

給付金案内を装い偽サイトへ誘導

最近だと【特別定額給付金】を装い、メールやSMSで案内を送り偽サイトへ誘導する手口が増えています。

偽サイト内の偽申請フォームに記入させて、個人情報を抜き取る手口です。

申請しなければ給付金が受け取れない」などと言った不安を煽る言葉で誘導してくるので注意が必要です。

還付金やお金が返ってくるなど、公式サイトの情報をよく確認しましょう。

フィッシング詐欺 対策方法

クレジットカード

銀行口座、カード情報は停止させることができます。

被害に遭ったとわかった時点で、銀行、カード会社に連絡してください。

詐欺被害とわかれば(証明できれば)

  • 引き出された金額を支払わずに済む
  • お金が返ってくる

このような可能性もあります。

SMSからの連絡には要注意!

基本、銀行やカード会社からIDやパスワードを聞いてくることはありません。

金融系のサイトでは情報入力画面にSSLという暗号通信技術が使われています。
サイトのURLにhttp://ではなくhttps://→sがあるのか、URLバーに鍵マークがあるのかなど確認してください。

また、Amazonや配送業者からSMSで連絡もありません!このことは、Amazon、配送業者のHP(ホームページ)でも確認できます。

実際に私の所にきたSMSの件名
Amazonはアマソン』とか、ETC利用照会は『ETC利用紹介』とか、よく見ると「ん?」となるものがあります。

メールやSMS上のURLをクリックしない、確認するのであれば正規のHPから確認するのが間違いありません。

迂闊にリンクを開かない(クリックしない)よう意識しましょう。

もっとAmazonを騙るSMS詐欺について知りたい人は以下の記事をご覧ください

合わせて読みたい

ブラウザを閉じる

詐欺サイトに気づいたときは慌てずブラウザを閉じてみてください。

もし閉じないのであれば強制終了させましょう。

Windowsの場合 「Ctrl」+「Alt」+「Del」キーを同時押し、タスクマネージャー起動後、Webブラウザを強制終了

Macの場合 「Command」+「Option(Alt)」+「Esc」キーを同時に押し、アクティビティモニタを起動後、Webブラウザを強制終了

その他には、ブラウザのキャッシュを削除した後、再起動させるなどおこなってください。

OSやセキュリティーソフトなど、最新のものに更新するのも忘れないようにしましょう。

詐欺全般に言えることですが、手口を知ることで騙されるリスクは軽減できます。

公式からの情報などに日頃からアンテナを張っておくことも対策の一つです。

スマホアプリの権限に注意

フィッシング詐欺の手口で記載したSMSが届いたことのある人即スマホアプリを確認してください。

android版のGoogle Chromeアプリです。

確認箇所はアプリの権限で、許可の中にSMSが含まれていればそのアプリは偽物です。

要確認

本物のChromeアプリにSMSの権限はありません。

SMSがあればそれは偽ブラウザでありそのアプリが情報を抜いてSMSを送信しているのです。

私も気が付かない間に、偽ブラウザを入れていました。

いつ、どこで入れたのか、すり替わったのかも分かりません。

アンインストールして、正規のGoogle Chromeをインストールして解決しました。

確認手順を画像付きで解説します。

アナタのスマホは大丈夫なのか!【アプリの権限】を確認してください。

スマホアプリの権限チェック手順

  • 設定→アプリをクリック
  • アプリ→○○個のアプリをすべて表示をクリック
  • すべてのアプリ→Chromeをクリック
  • アプリ情報→許可をクリック
  • アプリの権限→許可の中にSMSがあれば偽ブラウザ

詐欺被害 相談先

不安な場合は警視庁の相談窓口や、国民生活センターの相談窓口を利用して対処法などを聞いてみましょう。

ネット詐欺 種類

ネット詐欺と一言で表すも種類はたくさんあります。

主にネット詐欺と言われているものは以下になります。

詐欺の種類

  • フィッシング詐欺
  • ワンクリック詐欺
  • 偽ショッピングサイト
  • サポート詐欺(偽セキュリティソフト)
  • ランサムウェア(身代金詐欺)
  • アカウント乗っ取り
  • 投資詐欺

この他にもまだまだありますが、これらすべてをまとめてネット詐欺と呼びます。

近年ではスマホが普及して、SNS絡みの詐欺も増えました。

SNSで副業の勧誘、アカウント乗っ取りなど非常に多くの事案が発生しています。

SNS勧誘の危険性について、詳しくは『実体験から語る【SNS勧誘】の罠』の記事をご確認ください☟

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まとめ

近年、スマホの普及によりネット環境がものすごく身近になりました。

その分、情報もかんたんに手に入るので、本物か偽物かしっかり確認するクセを付けましょう。

安易に信じてしまうのは危険だということです。

今一度、フィッシング詐欺について確認しましょう。

まとめ

  • フィッシング詐欺、その他のネット詐欺は巧妙化しているので気づきにくくなっている
  • 身に覚えがなければ疑う
  • 銀行やカード会社からIDやパスワードを聞いてくることはありません※聞かれても答えない!
  • メールやSMSに記載されているURLを迂闊にクリックしない
  • 公式サイトで確認するなど、情報の真偽を確かめる
  • セキュリティーソフトの導入、最新に更新することで防ぐ
  • アプリの権限に注意する※アプリに必要のない権限があれば確認する
  • 1人で悩まず相談先を持つ、相談先を知ること

私のブログで得た情報を、あなたの周りの人にも教えてあげてください。

あなたは知っていても、あなたの周りは知らない人がたくさん居ます。

私のブログが少しでも、詐欺被害をなくす手助けになれば幸いです。

おすすめ記事

今回のおすすめ記事は詐欺手口について、まとめ記事になります。

知っておきたい7つの詐欺手口として

  • フィッシング詐欺
  • ワンクリック詐欺
  • 偽ショッピングサイト
  • 偽セキュリティーソフト
  • 当選詐欺
  • セクストーション詐欺
  • 不正トラベル

上記の7つの詐欺手口を知ることは、騙されなくなる第一歩になります。

情報弱者から脱出する機会を逃してしまわないように。

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